Funded7完全攻略|IQR・30秒ルール・適格取引・出金条件をわかりやすく整理
導入|Funded7は「ルールを1個ずつ見る」と逆に分かりにくい
こんにちは、USKです。
Funded7は以前から使っていて、実際に出金も経験しています。
ただ、正直なところ、
「利益目標は何%」 「最大損失は何%」
だけ見ても、Funded7の難しさはあまり分かりません。
ややこしいのは、その先です。
- 取引サイズの一貫性
- 中央値 / IQR
- 利益側のQC
- 適格取引(Qualifying Trade)
- 30秒ルール
- SLを置くまでの30秒
- 超短期取引としての30秒
- Tierごとのリスク上限
- 出金申請ごとの審査(Review)
と、複数の判定が重なっています。
「30秒ルールだけでも2種類あるんですか?」
「ある。しかも“30秒未満を1回やったら即アウト”みたいな単純な話でもないんだよね。」
今回は、Funded7の現行公開ルールをベースに、
どこを見ればいいのか
を日本人向けに整理します。
また、中央値 / IQRについては、MT5の取引履歴から自分の取引サイズのばらつきを確認できる自己診断ツールを現在準備中です。公開時期が決まり次第、この記事内でご案内します。
まずはFunded7で特に分かりにくいポイントを、動画でざっくり確認してみてください。より詳しい内容は、このあと各章で順番に解説します。
VIDEO GUIDE
まず全体像をつかむ
本文に入る前に、想定元本・30秒ルール・リスクグループ・QCの関係をざっくり確認できます。
Funded7完全攻略|全体像を動画でざっくり確認。中央のPlayボタンを押すと小音量で再生され、音声のON/OFF・音量はいつでも切り替えられます。
ここからは、それぞれのルールをもう少し詳しく見ていきます。
1|まず基本構造|① 2フェーズ標準チャレンジの基本条件
まずは図で、2フェーズ標準チャレンジの基本条件と、後半で見るTierの全体像をつかみます。
画像を拡大して確認
ここで大事なのは、基本条件だけで判断を終えないことです。
ただしFundedへ移行すると、OREF(Optimal Risk Enforcement Framework:Funded7のリスク・取引評価フレームワーク)に基づいて取引内容が審査(Review)されます。通常FundedだけではなくSilver / Bronze等のTier判定も関係してくるため、後半のTier章では①基本条件、②同時保有リスク上限、③資産クラス別レバレッジに分けて確認します(公式:Funded7公式|透明性取引ルール総則 OREF)。
PAYGは別途注意
PAYGについては、現行Challenge Comparisonと過去の公式BlogでDD条件にSource Conflictがあります。
そのため、この完全攻略ではPAYGのDaily Loss / Max Lossを固定値として断定しません。
PAYGについては現行情報が揃った段階で追記・更新します。
Funded7 公式サイト 2フェーズChallengeの現在の条件・プランを公式で確認 Funded7のプランを公式で確認する →
2|Funded7で一番分かりにくいRule 1A|中央値とIQR
まずは動画で、Rule 1Aの中央値・IQRの考え方をざっくり掴んでください。
VIDEO GUIDE
Rule 1A|中央値とIQRの見取り図
細かい計算へ入る前に、取引サイズの中心とばらつきをどう見るかを確認します。
Rule 1A|中央値・IQRの考え方を図解で確認。計算の正式な前提と例外は本文を優先してください。
ここからは、正式な計算式・例外・Sourceを詳しく見ていきます。
まず一番大事なこと|Funded7が見るのはLotではなく「想定元本」
Funded7のRule 1Aを理解するとき、最初にここを押さえておくとかなり分かりやすくなります。
見るのは、
何Lotで取引したか
だけではありません。
大事なのは、
実際にどれくらいの規模の取引をしていたか
です。
Funded7では、この取引規模を想定元本(Notional Value)で見ます。
「じゃあ、ずっと1Lot固定なら一貫性は大丈夫……ではないんですか?」
「そこがややこしいところ。1Lotという数字が同じでも、銘柄や価格、契約サイズ(Contract Size)が違えば、実際の取引規模は変わるんだよ。」
たとえば、
USDJPY 1 lot XAUUSD 1 lot
は、どちらも表示上は「1 lot」です。
でも、中身の取引規模まで同じとは限りません。
さらに、同じ銘柄をずっと1 lot固定で取引していても、価格そのものが大きく動けば想定元本も変化します。
つまり、
固定Lot = 取引サイズも完全に固定
ではありません。
Funded7のRule 1Aを見るときは、
Lot数ではなく「どれくらい大きな取引だったか」を見る
と覚えておくと分かりやすいです。
中央値(Median)って何?
中央値(Median)は、難しそうに見えますが、意味はかなりシンプル。
データを小さい順に並べたときの「いつもの真ん中」
です。
ここでは説明用に、過去の想定元本が次の8個だったとします。
20 / 30 / 30 / 40 / 50 / 60 / 60 / 70
※単位は説明を簡単にするため省略しています。実際のFunded7では想定元本で考えます。
小さい順に並べると、真ん中にあるのは4番目の40と5番目の50。
データが偶数個なので、この2つの平均を取ります。
中央値 = (40 + 50) ÷ 2 = 45
つまり、この例では、
いつもの取引規模の中心は45くらい
と見ることができます。
Q1とQ3って何?
次にQ1とQ3です。
基本の考え方は、
- Q1 = データを小さい順に並べたときの25%地点
- Q3 = データを小さい順に並べたときの75%地点
です。
ざっくりイメージすると下側・上側の中心付近。ただし実際の計算はType 7の補間を使います。「下半分の真ん中」「上半分の真ん中」はあくまで理解の補助であり、Type 7そのものの定義ではありません。四分位数には複数の計算方法があります。
この記事の数値例では、MT5自己診断仕様と同じ
Hyndman-Fan Type 7
を使用します。これはExcelのQUARTILE.INC / PERCENTILE.INCと同じ計算方法です。
今回のデータ(20 / 30 / 30 / 40 / 50 / 60 / 60 / 70)では、
Q1 = 30
Q3 = 60
になります。ここは「Q1は下の方」「Q3は上の方」とまず覚えれば十分です。
IQRって何?
IQRは、Q3 - Q1で求めます。
今回なら、
IQR = 60 - 30 = 30
です。
では、この30は何を意味するのか。一言でいうと、
普段の真ん中あたりの取引サイズが、どれくらいの幅に集まっているか
です。この例ではQ1が30、Q3が60なので、
真ん中50%くらいのデータが30〜60の範囲に集まっている
という見方になります。
IQRと「上限ライン」は別物
ここはかなり混同しやすいところです。
今回の例ではIQR = 30です。
でも、Funded7のRule 1Aで使われるIQR基準(IQR Criterion)は、
Q3 + 1.5 × IQR
で計算します。今回なら、
IQR基準 = 60 + 1.5 × 30 = 105
です。つまり、
- IQRそのもの = 30
- IQR基準 = 105
です。105がIQRではありません。IQRはあくまで「ばらつきの幅」。105は、そのIQRを使って計算した「上側の基準値」です。
🐾 混同しやすい点
ルナ「IQRはばらつきの幅。105はIQRから作った上側の基準値で、同じ数字ではないのね。」
中央値側にも別の基準|最終上限
Funded7 Rule 1Aでは、IQR基準だけを見るわけではありません。もう1つ、
中央値基準(Median Criterion) = 中央値 × 2.5
があります。今回の中央値は45なので、
中央値基準 = 45 × 2.5 = 112.5
です。ここまでで、
- 中央値基準 = 112.5
- IQR基準 = 105
となりました。そしてFunded7では、この2つのうち小さい方を最終上限(Allowable Threshold)として見ます。
最終上限 = MIN(112.5, 105) = 105
という考え方です(公式:Funded7公式|OREFルール1:ペイアウト基準)。
「30がIQRで、105はそのIQRを使って作った別の基準なんですね。数字だけ見ると混ざりそうです。」
「そう。最後に見るのは112.5と105の小さい方。この例では105が最終上限になる、と順番に追えば大丈夫。」
ここまでを超シンプルにまとめると
Rule 1Aでやっていることを、かなり噛み砕くとこうです。
- 中央値(Median)|いつもの取引規模の中心を見る
- IQR|いつもの取引規模が、どのくらいの幅に集まっているかを見る
- 2つの基準を作る|
中央値 × 2.5とQ3 + 1.5 × IQRを計算 - 厳しい方を見る|2つのうち、小さい方を最終上限として使う
「固定Lotだから大丈夫」ではない
ここでもう一度、固定Lotの話に戻ります。
「ずっと1Lot固定なら、中央値もIQRも安定しそうに見えますけど……?」
「Lotだけを見るならそう見える。でもFunded7が見るのは想定元本。銘柄や価格が変われば、同じ1Lotでも取引規模は変わる。」
たとえば、毎回1Lotという記録だけを見れば、全部同じサイズに見えます。
でも実際には、FX・Gold・Index・Cryptoで、1Lotが表す取引規模は違います。同じ銘柄でも価格が大きく変われば、同じLotでも想定元本は変わります。
だから、
Lotを固定することと、想定元本を一定にすることは別
です。
IQRだけでFunded7の最終判定が決まるわけではない
この記事では中央値 / IQRを分かりやすく説明していますが、
この計算だけ通ればFunded7で絶対問題ない
という意味ではありません。Funded7の最終判定には、想定元本・適格取引(Qualifying Trade)・まとめて1取引として見る場合がある取引群(Trade Cluster)・QC・Risk条件・Reviewなども関係します。中央値 / IQRは、Rule 1Aを理解するための重要な一部です。
この数値例について
この数値例は、Q1 / Q3の説明をぶらさないため、Hyndman-Fan Type 7(Excel QUARTILE.INC / PERCENTILE.INC相当)で計算しています。Funded7公式のRisk Team判定そのものを再現する例ではありません。
Funded7 公式サイト Rule 1Aを読む前後に、現在のChallenge条件を公式で確認 現在のChallenge条件を確認する →
3|「決済済み取引数10件」でも何でも10件に入るわけじゃない
現行公式では、
- 適格な決済済み取引(Qualifying Closed Trades)が10件以上
- 取引を行った日(Active Trading Days)が3日以上
が必要です。
ただし、
決済済み取引なら何でも適格(Qualifying)になる
わけではありません。
除外候補として、
- 通常より極端に短いHolding Time
- Accountへほぼ影響しない極小損益
- Phase / Payout Window終了直前の数合わせTrade
- Profit Target到達後に追加したTrade
などがあります。
ここは自分自身、かなり重要だと思っています。
システム上Passになったから、
その瞬間に最終確定
とは限らない。
Funded7は後日、審査(Review)する権利を持っています。
「決済した回数だけを数えるのではなく、“条件を満たす取引だったか”も見られるんですね。」
「そう。数合わせのために急いで取引を増やすより、普段どおりの取引が積み上がっているかを先に見直す方が安全だよ。」
🐾 ワンポイント
モナ「“10件”は件数だけの話じゃないにゃ。まずは取引の中身を丁寧にそろえよう。」
4|30秒ルールは2種類ある
まずは動画で、2種類の「30秒」の違いをざっくり掴んでください。
VIDEO GUIDE
2種類の30秒ルールを見分ける
①SL設定までの30秒と、②取引時間の30秒は別の判定です。SLが30秒以内に有効かどうかは、SLベースかATR方式かを分けます。
字幕|30秒以内に有効SLがなければATR方式。30秒を超えてから初めてSLを設定しても、その取引はATR方式のままです。
ここはかなり誤解されやすいです。
Funded7の「30秒」は、少なくとも2つに分けて考えた方がいいです。
画像を拡大して確認
A|SLを置くまでの30秒
Funded7では、エントリー時またはエントリー後30秒以内に有効なSLを設定した場合は、SLベースでリスク計算されます。
Risk = |Entry - SL| × Lot × Contract Size × FX
30秒以内に有効なSLが確認できない場合はATR方式で計算され、その後30秒を超えてから初めてSLを設定しても、その取引のリスク判定はATR方式のままです。
ATR Risk = ATR(14) × 1.96 × Lot × Contract Size × FX
ここで見るのは、取引時間ではなく、① SL設定までの30秒です。次のBで説明する② 取引時間の30秒とは分けて確認します。
画像を拡大して確認
「30秒を過ぎてからSLを入れたら、その時点からSLでリスク計算されるんですか?」
「そこは違うよ。エントリー時か30秒以内に有効なSLが確認できればSLベース。30秒以内に確認できなければATR方式になって、そのあと初めてSLを置いても、その取引のリスク判定はATR方式のまま。」
B|取引時間(Trade Duration)としての30秒
もう1つは超短期取引の割合。
現行公式では、
- 15秒未満の取引が全体の2%超
- 30秒未満の取引が全体の3%超
でExecution Standard違反になります。
違反した取引の利益はNullify対象。
重大・反復の場合はSilver / Bronze等へのTier変更対象になり得ます。
損失だけは消えません。
🐾 ワンポイント
ルナ「“30秒未満を1回やったら即失格”ではなく、取引全体に占める割合を見るルールなのね。SL設置までの30秒とは別に考えるのよ。」
名前が同じ「30秒」でも、SL設置と取引時間では別の判定として分けて考える必要があります(公式:Rule 2 & 3: Position Risk & Execution)。
5|「日次○%」より同時保有リスクを見る
まずは動画で、同時保有リスク上限(Flat Risk Limit)の考え方をざっくり掴んでください。
VIDEO GUIDE
リスクグループと口座全体のリスク
同じリスクグループ内の合算と、グループをまたいだ口座全体の確認を動画で整理します。
同時保有リスク上限|Rule 2C・Rule 2Dによるリスクグループの考え方。実際の判定は本文と公式ルールを優先してください。
Funded7では、似た動きをしやすい銘柄を同じグループとしてまとめてリスクを見ます。
この正式用語が、
リスクグループ(Risk Bucket)
です。
現行OREFでは、単純な日次リスクよりも、
同時保有しているリスクに対する上限(Flat Risk Limit)
が重要です。
このリスク上限は、
- 1つのポジション(Single Position)
- 相関グループ(Correlation Bucket)
- 口座全体
へ関係します。
以前の個別DM等で見た条件と、現行公開OREFは混ぜないことが重要です。
たとえば、
証拠金使用率60%以下
同一銘柄同方向6件まで
のような固定数値は、今回確認した現行公開ルールでは確認できていません。
それを現在の一般ルールとして書くのは避けます。
何を合算するのか|Rule 2C(同じリスクグループ内)
Rule 2Cは、同じリスクグループ内の複数銘柄のRiskを合算するルールです。
具体例で見てみます。
EURUSD Risk = 1.6%
GBPUSD Risk = 1.5%
Bucket 1 Total = 3.1%
EURUSD・GBPUSDはどちらも同じBucket 1(USD Long Correlation)です。
Gold Pro / Challengeの上限は3.0%なので、
3.1% → Rule 2C超過
になります。
別の銘柄に分けた = Riskも別枠
ではありません。同じBucket内なら合算されます。
🐾 ワンポイント
ルナ「EURUSDとGBPUSDは別の通貨ペアでも、同じBucketだからRiskを足して見るにゃ。」
Rule 2D(口座全体)
各グループが単体で上限内でも、口座全体で見ると超過している場合があります。
Bucket 4 = 2.0%
Bucket 10 = 1.5%
口座全体 = 3.5%
各グループ単体では3.0%以内ですが、口座全体では3.5%になります。
画像を拡大して確認
つまり、
グループが違う = 完全に別枠
でもありません。最後は口座全体でも合算されます。
代表的なリスクグループは図で把握する
代表的な6グループと通貨ペア・銘柄の組み合わせは、上の図でまず確認してください。本文で優先するのは、別銘柄でも同じグループなら合算され、別グループでも最後は口座全体を見る、という2点です。
個別の銘柄を正確に照合したいときだけ、次の全19グループを開きます。
全19 リスクグループ(Risk Bucket)を見る
全19のリスクグループ
| # | Bucket | 銘柄 |
|---|---|---|
| 1 | USD Long Correlation | EURUSD, GBPUSD, NZDUSD, AUDUSD |
| 2 | USD Short Correlation | USDJPY, USDCHF, USDCAD |
| 3 | EUR Crosses | EURGBP, EURCHF, EURCAD, EURAUD, EURNZD |
| 4 | JPY Crosses | GBPJPY, EURJPY, AUDJPY, CADJPY, CHFJPY, NZDJPY |
| 5 | GBP Crosses | GBPCHF, GBPCAD, GBPAUD, GBPNZD |
| 6 | Commodity Crosses | AUDCAD, AUDNZD, CADCHF, NZDCAD, NZDCHF, AUDCHF |
| 7 | USD Exotics | USDCNH, USDCZK, USDHKD, USDHUF, USDMXN, USDNOK, USDPLN, USDSEK, USDSGD, USDZAR |
| 8 | EUR Exotics | EURCZK, EURHKD, EURNOK, EURPLN, EURSEK |
| 9 | Other Exotics | AUDSGD, SGDJPY |
| 10 | Metals | XAUUSD, XAGUSD, XPDUSD, XPTUSD |
| 11 | Oil & Energy | USOIL, UKOIL |
| 12 | Natural Gas | NATGAS |
| 13 | US Large-Cap Indices | US500, US30, US100 |
| 14 | US Small-Cap Indices | US2000 |
| 15 | European Indices | GER40, UK100, FRA40, EU50, ESP35, ITA40, SWI20 |
| 16 | Asia-Pacific Indices | JPN225, HK50, AUS200 |
| 17 | Major Crypto | BTCUSD, ETHUSD |
| 18 | Altcoins | XRPUSD, LTCUSD, SOLUSD, BNBUSD, BCHUSD |
| 19 | Dollar Index | USDIDX |
同一Symbol内のLong / Short
同一Symbol内でポジションを両建てしている場合は、差し引き後のリスク(Net Risk)で計算されます。
一方、異なるSymbol間での相殺可否は、現行公開ルールでは確認できていません。
EURUSD買いとGBPUSD売りなら相殺される
のような断定はしません。
「Rule 2Cは同じグループを足す。Rule 2Dは別グループも含め、最後に口座全体を見る、という順番ですね。」
「その理解でいいと思う。まず自分が使うBucketを覚えて、建てる前に“合算すると何%か”を確認する習慣が大事。」
6|利益側にも外れ値判定がある|QC
まずは動画で、QC(利益側の外れ値判定)の考え方をざっくり掴んでください。
VIDEO GUIDE
QCと取引群(Trade Cluster)の考え方
利益側の偏りと、近い注文をまとめて見る場合があることを、本文の前に確認します。
QC|利益側の外れ値判定と取引群(Trade Cluster)の考え方。公式の最終Reviewを再現するものではありません。
取引サイズだけではありません。
一言でいうと、
1回だけドカンと勝って、他が小さすぎないかを見るルール
です。
Rule 1Cでは、利益側の偏りを見るQCがあります。
正式な式は、
QC = (2番目に大きい利益 + 3番目に大きい利益) ÷ 最大利益
必要値は、
QC >= 0.90
です。
簡単に言うと、
1回だけ極端に大きな利益があって、それ以外が小さすぎる
という形を避けるための判定です。
同一銘柄・近い時間帯の複数Positionは、QC上でまとめて1つの取引として見る場合がある取引群(Trade Cluster)として扱われることがあります。
分割して注文すれば別の取引として有利になる、という単純な話ではありません。
「注文を分ければ、別々の取引として数えられるとは限らないんですね。」
「そう。QCも取引群も、数字だけを都合よく分けて見るための仕組みではない。普段どおりの取引かを見直す材料として考えるのが自然だと思う。」
🐾 ワンポイント
モナ「QCは利益の偏り、取引群は近い注文をまとめて見る考え方にゃ。注文を分けることだけで有利になる、とは考えない方がいいよ。」
7|Tier別|①基本条件・②同時保有リスク上限・③資産クラス別レバレッジ
想定元本、中央値・IQR、ATR、Risk Bucket、QCまで見たうえで、最後に自分のTierに当てはめます。
画像を拡大して確認
① 2フェーズ標準チャレンジ|基本条件
①の基本条件は、記事冒頭の図で確認してください。ここでは、②と③で混同しやすい点だけを補足します。
② Tier別|同時保有リスク上限
図の左側を見ます。3.0% / 2.0% / 1.0%は1日の損失上限ではなく、Tierごとの同時保有リスク上限です。任意/必須は、SL設定の扱いを示しています。
③ Tier別|資産クラス別レバレッジ
図の右側を見ます。1:50はGold Pro / ChallengeのFXに対するレバレッジで、すべての銘柄に共通する数字ではありません。暗号資産、メタル・指数はそれぞれの列で確認します。
BronzeのFXレバレッジは、Funded7公式内で1:20と1:30の記載差があります。本記事では、OREFのRule 2 & 3を基準に、安全側の1:20で掲載しています。
「Gold Proの3.0%って、1回のポジションだけではなく、同じリスクグループや口座全体でも見る同時保有リスクの上限なんですね?」
「そう。Gold Pro / Challengeなら3.0%。Silverは2.0%、Bronzeは1.0%だよ。SL設定の扱いも、図の左側で一緒に確認しておこう。」
「じゃあ1:50って、全部の銘柄が1:50なんですか?」
「違う。1:50はFX。Gold Pro / Challengeでも暗号資産は1:3、メタル・指数は1:10。Tierと資産クラスをセットで見るんだよ。」
🐾 混同しやすい点
ルナ「3.0%は1日の損失上限ではなく同時保有リスク上限。1:50もFXに対する数字なのね。列見出しまで一緒に見るのが大事よ。」
(公式:Rule 2C & Rule 2D: Classification List)
USK専用クーポン
USK専用クーポンは3種類|どれを使えばいい?
購入プランに合わせて、使える特典を選べます。
50% OFF
2フェーズ限定
2フェーズを初めて購入するなら、USK50で50%OFF
25% OFF
全プラン対象
2フェーズ以外も含めて使いやすい25%OFFクーポン
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PAYGなら、価格割引ではなく利益分配を+10%できるUSKP
※USK専用として案内しているクーポンです。購入前に決済画面で適用内容を確認してください。
USK専用特典を確認したら
Funded7のプランを公式で確認する
Funded7 公式サイト Tierと資産クラス別レバレッジを確認したら、公式の口座条件も確認 Funded7で口座条件を確認する →
8|Silver / Bronzeから通常Proへ戻るには?
現行OREFでは、Silver / Bronzeは出金成功(Successful Payout)を3回重ねると通常Proへ昇格する記載があります。
ただし専用FAQでは、出金対象期間(Payout Window)内に違反(Violation)がある場合、その出金はRank Up用のSuccessful Payoutとして数えない説明があります。
記事では、
3回のクリーンな出金が必要
くらいの理解が安全です。
9|出金は7日ごと。ただし申請時に審査があります
現行公式では、
- 7日ごとに申請できる
- 最低受取額は100ドル
- 申請時は保有中ポジションを決済する
- 処理中は閲覧のみになる
です。
出金時の審査では、
前回の成功出金から今回の申請まで
の出金対象期間を確認します。
軽微な違反では、
- 該当する利益のみ無効になる
- 残った対象利益が100ドル以上なら、出金できる場合がある
一方、
Rule 4の重大違反や重大・反復違反では、出金拒否や口座終了につながる可能性があります(公式:Funded7公式|OREFルール4:禁止行為)。
「7日たったら、そのまま自動で出金できるんですか?」
「7日ごとに申請できるけど、申請時には審査がある。保有中ポジションも決済しておく必要があるよ。」
🐾 ワンポイント
モナ「“7日ごと”は申請できる間隔のことにゃ。申請前に保有中ポジションと対象期間を落ち着いて確認しよう。」
出金が成功すれば次の対象期間へ。
拒否された場合は、同じ対象期間が継続します。
Funded7 公式サイト 出金の前に、公式の現在条件とChallengeの詳細を確認 Funded7で口座を確認する →
10|フェーズごとに審査のタイミングが違う
Funded7は、
どこで審査されるか
も理解しておいた方がいいです。
Phase 1
利益目標 / DD / 最低取引日数 / 最低決済済み取引数。
適格取引(Qualifying Trade)について後日審査される可能性があります。
Phase 2
目標到達後にRisk Teamによる手動審査(Manual Review)。
Rule 1未達の場合、OREF上では単純Failではなく、原則Silver Fundedへ移行する扱いがあります。
Funded
出金対象期間(Payout Window)ごとにコンプライアンス審査(Compliance Review)。
大まかには、
- Rule 1未達 → 出金保留(Payout Hold)
- Rule 2 / 3違反 → 該当ProfitのNullify等
- Rule 4重大違反 → Termination
という違いがあります。
11|「Lotが同じなら一貫している」ではない
ここまでをまとめると、Funded7が公開している主要軸は、
- 想定元本(Notional Value)
- 中央値(Median)
- IQR
- 契約サイズ(Contract Size)
- SLベースのリスク
- ATRベースのリスク
- 相関グループ(Correlation Bucket)
- 口座全体のリスク(Portfolio Risk)
- QC
- まとめて1取引として見る場合がある取引群(Trade Cluster)
です。
なので、
普段0.10 lotだから、次も0.10 lotなら大丈夫
という単純な考え方ではありません。
特にFXとGold、Indexなどをまたぐときは、Lotだけでは比較しない方がいいです。
12|自分の取引サイズが気になる人へ|MT5自己診断ツール(準備中)
ここまで読んで、
「自分の取引、実際どれくらいブレてるんだ?」
と思う人もいると思います。
そこで、
MT5取引サイズ自己診断ツール
を現在準備しています。
公開後は、MT5のAccount History HTMLを読み込ませることで、
- Symbol別の取引回数
- 中央値(Median)
- Q1 / Q3
- IQR
- Fence
- 外れ値候補
- 急なサイズ増加
- 損失後の短時間再Entry
- 取引サイズのばらつき
を確認できるようになる予定です。
ただし重要です。
これは、
Funded7公式判定ツール
ではありません。
Funded7 Rule 1Aで公開されている中央値 / IQRの考え方も参考にしながら、自分自身のMT5履歴を統計的に見直すためのUSK独自ツールとして準備しています。
Funded7のRisk Teamが最終判定する適格取引(Qualifying Trade)/ 取引群(Trade Cluster)/ 想定元本(Notional Value)/ Reviewを完全に再現するものではありません。
🧮 USK独自の統計的自己診断(準備中)
MT5取引サイズ自己診断
COMING SOON
MT5履歴から中央値・IQR・外れ値候補などを確認できるUSK独自の自己診断ツールを準備中です。
Funded7公式の判定やRisk Teamの最終判定を再現するツールではありません。
13|PAYGの件は別記事でまとめます
Funded7については、以前PAYGの判定をめぐってTodor氏とかなり細かくやり取りしたことがあります。
当時、
- 適格取引からの除外
- Rule 1
- Rule 4
- Phase 1 / Phase 2の扱い
- Silver Funded付与
- PAYGのReviewタイミング
- 公式Clarification
まで話が広がりました。
最終的にはSilver Fundedを付与する判断になりましたが、
なぜ最初の判断からそこまで変わったのか
まで書くと、この記事の本題から完全に外れます。
なので、この経緯は別記事で時系列からまとめます。
今回の完全攻略では、
過去の個別企業回答
と
現在の公式ルール
を混ぜません。
14|まとめ|Funded7は「1つの数字」だけ見ない方がいい
Funded7を使うなら、
「最大損失10%だから」
「30秒だけ気をつければいい」
「Lotを揃えればいい」
では足りません。
特に見ておきたいのは、
- Rule 1Aの想定元本 / 中央値 / IQR
- 利益側のQC
- 適格取引(Qualifying Trade)
- 2種類の30秒ルール
- 同時保有リスク上限
- 出金申請ごとの審査(Review)
です。
一方で、全部を怖がって取引できなくなる必要もないと思っています。
大事なのは、
普段の自分の取引から急に外れない
こと。
その確認を少しでもしやすくするために、MT5履歴の自己診断ツールも近日公開予定です。公開されたら、あわせて活用してください。
自分の取引を確認したい方へ
MT5のAccount History HTMLを貼り付けるだけで、Symbolごとにブラウザ内で完結する自己診断ができるツールを準備しています。公開までしばらくお待ちください。
「ルールが多いから、どこから確認すればいいか迷います。」
「まず公式条件、次に自分の取引履歴、最後に口座全体のリスク。この順で確認すれば、数字を一つだけ見て判断しにくくなるよ。」
Funded7 公式サイト Challenge一覧・口座サイズを確認 Funded7のプランを見る →
Funded7 公式サイト 新規登録はこちら Funded7のアカウントを開設 →
FAQ
Q. Funded7は中央値やIQRを本当に見ているの?
はい。
現在の公開Rule 1Aで、中央値 / IQRを使った計算式が明記されています。
ただし最終判定はそれだけではなく、想定元本、適格取引、取引群(Trade Cluster)、Risk Team Review等も関係します。
Q. IQRを超えたら即違反?
いいえ。IQRそのものが上限ではありません。
Funded7が実際に見るのは、IQR基準 = Q3 + 1.5 × IQR と 中央値基準 = 2.5 × 中央値 の小さい方(最終上限)です。
本文の数値例では、
IQR基準 = 105
中央値基準 = 112.5
最終上限 = 105
となります。IQRの値そのもの(この例では30)を上限だと考えないようにしてください。
Q. 別の銘柄ならRiskは別枠?
いいえ。同じリスクグループなら合算されます。
たとえばEURUSDとGBPUSDはどちらも同じBucket 1(USD Long Correlation)なので、Riskは合算して見られます(Rule 2C)。
Q. グループが違えば、まったく別のリスク扱いになるの?
いいえ。最後は口座全体でも合算されます。
各グループが単体で上限内でも、口座全体のRisk合計が上限を超えていればRule 2D超過になります。
Q. 30秒未満の取引を1回やったら失格?
いいえ。
取引時間側のルールは、15秒未満 / 30秒未満の取引の割合で判定されます。
また、SL設置までの30秒ルールとは別物です。
Q. 毎回同じLotなら大丈夫?
そうとは限りません。
Funded7のRule 1Aは想定元本を見ます。
銘柄ごとにContract Sizeや価格が違うため、Lot数だけでは判断できません。
Q. USKの自己診断ツールで公式違反か分かる?
分かりません。
このツールは現在準備中で、公開後は自分自身の取引サイズのばらつきを確認するための補助ツールとして使えるようになる予定です。
Funded7公式の違反判定やRisk Teamの最終判断を再現するものではありません。
Q. PAYGのトラブルはどうなった?
最終的にはPhase 1 / Phase 2を有効とし、Silver Fundedが付与されました。
ただし個別経緯やRule 1 / Rule 4のやり取りは、過去時点の企業回答を含むため別記事で詳しく整理します。
※記事内のルールは2026年9月20日時点の公式情報を確認しています。ルールは変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
免責事項
このページの内容は、USKの実体験と公式情報に基づく考え方の紹介であり、合格・出金・利益を保証するものではありません。実際の取引・チャレンジはご自身の判断と責任でお願いします。ルール・判定基準は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイト・公式サポートでご確認ください。「MT5取引サイズ ばらつき自己診断」ツールは、Funded7の公式判定・違反判定を再現するものではなく、過去履歴のばらつきを確認するための統計的な補助ツールです。
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この記事を書いている人
プロップ実測・出金・ルール検証を、自分の経験を交えて発信しています。
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